過去の展覧会

まるごと富士

まるごと富士

会期:2016年11月22日(火)-2017年1月29日(日)

美しく雄大な富士山は、そのものが神の山として信仰の対象とされてきました。標高の高さと均整のとれた裾野の広がりに魅了され、その姿は多くの絵画や造形物に表現されています。本展では、江戸時代の絵師、歌川広重が描いた『不二三十六景』、『冨士三十六景』の浮世絵版画シリーズを中心に、富士の風景とともに描かれた江戸時代の庶民の姿をご紹介します。あわせて、イギリスの写真家チャールズ・エマーソンが多重露光によりとらえた、幻想的な富士山の姿をご覧ください。

広重 最初と最後の東海道

広重 最初と最後の東海道

会期:2016年9月13日(火)~ 11月20日(日)

名所絵師として名を馳せた歌川広重は、生涯において数多くの東海道の揃物を手掛けています。風光明媚な名所にとどまらず、街道のさまざまな情景や風物に合わせ、豊かな四季の移ろいと変化に富んだ天候を盛り込んだ抒情的な作品の数々は、現代でも日本をはじめ世界的に根強い人気があります。本展では、広重が最初に手掛けた東海道の揃物にして、最も好評を博した『東海道五拾三次之内』(通称保永堂版東海道)と、亡くなる三年前に刊行された最後の東海道の作品『五十三次名所圖會』(通称竪絵東海道)をご紹介します。刊行年に約二十年の開きがある二つの揃物から、広重の風景を描く画法の変化をたどります。

江戸のおもちゃ絵

江戸のおもちゃ絵

会期:2016年7月12日(火)~ 9月11日(日)

浮世絵版画には鑑賞するだけではなく、「おもちゃ絵」と呼ばれる実際に遊び道具として楽しまれた浮世絵(木版紙製玩具)もつくられました。その種類は、双六、もの尽くし絵、着せ替え絵、組上絵、判じ絵など多岐にわたり、子どもから大人まで幅広い層に楽しまれ、子どもにとっては、遊びながら学べる教材の役割も果たしました。本展では、切ったり、組み合わせたり、考えたりすることを楽しんだ遊べる浮世絵「おもちゃ絵」と、おもわず笑いがこぼれるような、風景画と大きく趣の異なる歌川広重のユーモアあふれる戯画や戯画風に描かれた東海道の浮世絵を展示し、江戸の遊びの世界をご案内します。

東海道旅みやげ

東海道旅みやげ

会期:2016年4月5日(火) ~ 7月10日(日)

江戸時代後半、主要な街道の整備が整い、旅や地方の情報が出版され、庶民の間でも伊勢参りや金比羅参りなどの参詣の旅が多く行われるようになりました。それに伴い寺社仏閣周辺や街道沿いには、その場でしか食べられない名物、軽くて持ち運びのしやすいお土産を商う店が並び、旅人たちを楽しませました。本展では、広重の描いた東海道の揃物とともに東海道の名物やお土産をご覧いただきながら、各地域の多様な文化をめぐります。

浮世絵のあか

浮世絵のあか

会期:2016年2月2日(火) ~ 4月3日(日)

浮世絵の赤色には天然染料である紅(紅花)が主に用いられました。それは高級品であったことから、一枚の浮世絵で多量に使われることは稀でしたが、透明感のある鮮やかで強い発色は、僅かに用いるだけで浮世絵を華やかに演出しました。明治時代になると海外からの新しい絵具の導入によって、浮世絵の赤は新しい時代の特徴として、より鮮やかな赤色(洋紅)へと変遷していきます。本展覧会では赤の色彩が魅力的な浮世絵とともに、紅花などの天然染料を素材とした辻けいの作品をご紹介します。現代では目に触れる機会の少なくなった、古くから受け継ぐ伝統の色とそれを用いた革新的な表現に迫ります。

はんがのけしき

はんがのけしき

会期:2015年11月10日(火)~ 2016年1月24日(日)

江戸時代、庶民に求められた浮世絵版画は、明治時代になり新しい印刷技術の発達や写真の登場によって木版画の需要が次第に減少し、必然的にその状況にあらがうために、表現や形態は時代とともに変容していきました。本展覧会では、名所絵師・歌川広重の浮世絵をはじめ、明治後期から浮世絵版画の技術再興と近代的表現を模索した「新版画」、従来の分業体制から脱却し「自画・自彫・自摺」などによって作家の芸術表現を高めようとした「創作版画」より展開した「現代版画」から、様々な風景木版画をご紹介します。

家康と広重の東海道

家康と広重の東海道

会期:2015年8月11日(火)~ 11月8日(日)

家康は天下統一後すぐに東海道の整備に着手、街道が整うと交通量が増加し、東海道を行き交った大名行列、商人や職人らによって各地に様々な文化がもたらされました。庶民の旅の需要が高まった江戸時代後期、歌川広重は人々でにぎわう東海道の風景を浮世絵に表しました。本展覧会では広重の代表作『東海道五拾三次之内』、『東海道』、幕末の絵師たちが京へ向かう十四代将軍徳川家茂を描いた『東海道名所風景』を展示します。併せて、府中を訪れた職人から現代に受け継がれる静岡市の伝統工芸、諸国から静岡市内の史跡に伝わる文化財の数々をご紹介いたします。

広重となぞなぞ浮世絵 -名所絵で見る判じ絵の世界-

広重となぞなぞ浮世絵 -名所絵で見る判じ絵の世界-

会期:2015年6月2日(火)~ 8月9日(日)

目で見るなぞなぞ「判じ絵」。答えとは直接無関係の絵や文字から隠された意味を導き出す、遊び心が詰まった浮世絵です。本展覧会では、名所や食べ物、道具といった様々なテーマを扱った判じ絵を展示いたします。名所を題材とした判じ絵では、その場所を描いた広重の名所絵を答えとしてご紹介し、判じ絵と名所絵を同時にお楽しみいただける当館ならではの展示といたしました。判じ絵が示した場所を広重の作品ではどのような風景だったのかお確かめください。

東海道旅めぐり -しずおか二峠六宿-

東海道旅めぐり -しずおか二峠六宿-

会期:2015年3月31日(火)~ 5月31日(日)

名所絵師・歌川広重は、人々で賑わう「東海道」の様子を幾度も描きました。今回はその中から『五十三次名所圖會』 (竪絵東海道)、『東海道五十三次之内』(蔦屋版東海道)を展示します。併せて、静岡市内にある東海道「二峠六宿」の 様子を描いたバラエティ豊かな名品をご紹介します。旅情あふれる浮世絵の中にある、東海道へ旅に出てみませんか。

大御所さまの東海道 ー五十三次旅景色ー

大御所さまの東海道 ー五十三次旅景色ー

会期:2015年2月3日(火)~ 3月29日(日)

徳川家康は天下を統一すると東海道の整備に着手し、やがて街道は多くの人々でにぎわいました。家康没後400年にあたる本年、歌川広重の東海道シリーズの浮世絵と共に、徳川家ゆかりの貴重な品々、東海道にまつわる文化財をご紹介することで、「大御所」家康の偉業と広重が描いた東海道の旅をたどります。

めいしよ×にかほ ー浮世絵筆くらべー

めいしよ×にかほ ー浮世絵筆くらべー

会期:2014年11月18日(火)~ 2015年2月1日(日)

幕末を代表する二人の絵師が、互いの得意分野で一つの画面に筆を寄せた『雙筆五十三次(そうひつごじゅうさんつぎ)』、『東都高名會席盡(とうとこうめいかいせきづくし)』をご紹介します。併せて、静岡県の版画家による風景木版画、公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団による人物木版画を展示します。

江戸と明治の天才 広重×香山 ー世界が絶賛した浮世絵と幻のやきものー

江戸と明治の天才 広重×香山 ー世界が絶賛した浮世絵と幻のやきものー

会期:2014年9月13日(土)~ 11月16日(日)

由比本陣公園、静岡市東海道広重美術館は本年9月で20周年を迎えます。この節目の年を記念し、当館所蔵品を代表する『木曾海道六拾九次之内』、『東海道五拾三次之内』(保永堂版東海道)と共に、田邊哲人コレクションより眞葛焼の数々を一挙公開いたします。

東海道ハイウェイ ー江戸から現代の肖像ー

東海道ハイウェイ ー江戸から現代の肖像ー

会期:2014年7月8日(火)~ 9月11日(日)

本展覧会では江戸と現代の作家が捉えた、東海道をめぐる人々をテーマにした作品を紹介します。歌川広重の『五十三次』(通称人物東海道)56点、歌川派を代表する広重、三代豊国、国芳の合作『東海道五十三對』55点と共に、英国人作家カール・ランダルの『東海道ハイウェイ』14点を展示します。

御上洛東海道 ー幕末のジャーナリズムー

御上洛東海道 ー幕末のジャーナリズムー

会期:2014年4月1日(火)~ 7月6日(日)

本展では、三代将軍家光公以来229年ぶりの徳川将軍上洛という、歴史的な出来事を題材に描かれ、通称『御上洛東海道』と呼ばれた、全百六十三枚の大揃物『東海道名所風景』をご紹介します。併せて、瓦版などの幕末の世を報じた資料をご紹介します。

広重と江戸の旅人

【第五回企画展】

広重と江戸の旅人

会期:2014年2月4日(火)~ 3月30日(日)

本展では、東海道の宿場とその周辺の風景など、臨場感あふれる当時の情景が描かれている、歌川広重の『五十三次名所圖會』(通称竪絵東海道)、『東海道五十三次之内』(通称蔦屋東海道)、『東海道五十三次細見圖會』をご紹介します。併せて、江戸時代の旅人が携帯した旅道具の数々と共に、静岡市の伝統工芸品をご紹介します。

東京ストーリー/アフター広重

【第四回企画展】

東京ストーリー/アフター広重

会期:2013年11月19日(火) ~ 2014年2月2日(日)

本展では、広重晩年の傑作『名所江戸百景』と、エミリー・オールチャーチの広重へのオマージュ作品をご紹介します。オールチャーチは『名所江戸百景』のシーンとなった場所を実際に訪れ、その背景をモチーフとして現代の風景画を作り上げています。広重の『名所江戸百景』が、日本の歴史における決定的瞬間を記してきたように、オールチャーチの東京ストーリーは、現代の都市の本質を象徴しているのかもしれません。

『浮世絵POP』江戸〜現代のポップカルチャー

【第三回企画展】

『浮世絵POP』江戸〜現代のポップカルチャー

会期:2013年9月18日(水) ~ 11月17日(日)

本展では、当館所蔵の歌川広重の代表作『東海道五拾三次之内』(保永堂版)、世界に数点しかないと言われる『中津川』(通称 雨の中津川)を含む『木曾海道六拾九次之内』を中心に110点を一挙展示します。併せて、日本を代表するグラフィックデザイナー 田中一光や粟津潔、現代アーティストの山口晃、ミヤケマイ、山口藍などによる現代木版画を紹介しながら、伝統木版の新たな可能性を探ります。

富士山世界文化遺産登録記念特別企画『ドキュメンタリー富士』

【第二回企画展】

富士山世界文化遺産登録記念特別企画『ドキュメンタリー富士』

会期:2013年7月17日(水) ~ 9月16日(月・祝)

本展では、浮世絵を江戸時代のドキュメンタリーとして捉え、名所絵師として名を馳せた歌川広重晩年の作『冨士三十六景』『不二三十六景』と、浮世絵に魅せられたイギリス人写真家クリス・スティール=パーキンスの「富士40景」をご紹介します。

しりあがり寿 × 広重 『弥次♡喜多 in 東海道』

【第一回企画展】

しりあがり寿 × 広重 『弥次♡喜多 in 東海道』

会期:2013年4月16日(火) ~ 7月15日(月・祝)

本展では、「しりあがり寿× 広重『弥次♡喜多 in 東海道」と題し、しりあがり寿の「真夜中の弥次さん喜多さん」と広重の『東海道五拾三次』を対比しながら、日本橋から岡部までの東海道宿場を巡ります。

三代歌川豊国 キャラクター東海道

【館蔵品展】

三代歌川豊国 キャラクター東海道

会期:2013年4月2日(火)~14日(日)

本展では、三代歌川豊国が描いた「役者見立東海道五十三驛」(出版期間1852年2月ー翌年1月)をご紹介します。
東海道の各宿場町や街道の風景を背景に、その場所に縁のある歌舞伎演目のキャラクターを配した晩年の名作・力作 63点に目録2点を加えた65点を展示します。

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