今年の大河ドラマ「べらぼう」主人公の版元 蔦屋重三郎の代表的な仲間であった山東京伝は、戯作者・絵師(北尾政演)・狂歌師・袋物や薬の商売・考証史研究者などの他多彩な才能を発揮した人物です。彼の戯作の代表作で、彼が考案したデザインと添えられた戯文を組み合わせた『小紋雅話(こもんがわ)』の内容を解読しながら紹介します。この中の図から江戸時代に伝えられたアルファベット(ABCアベセデ)の庶民への受容の様子をたどります。ここでも、山東京伝の見事な仕掛けをご覧に入れることができます。

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