【館蔵品展】

三代歌川豊国 キャラクター東海道

会期:2013年4月2日(火)~14日(日)

東海道シリーズは天保4年(1833年)頃に歌川広重が制作した「東海道五拾三次之内」が最も有名ですが、その後「東海道シリーズ」は様々な絵師により描かれました。内容も1枚の中にいくつもの宿場をまとめた作品や街道風景と美人や役者を組み合わせた作品など様々な作品が考えられ出版されました。
本展では、三代歌川豊国が描いた「役者見立東海道五十三驛」(出版期間1852年2月ー翌年1月)をご紹介します。役者絵画家として有名な豊国は江戸時代で最も独創的な浮世絵師の1人とも称されています。
東海道の各宿場町や街道の風景を背景に、その場所に縁のある歌舞伎演目のキャラクターを配した晩年の名作・力作 63点に目録2点を加えた65点を展示します。
特に、浮世絵史上最高度と言われる天才彫師による超絶技巧の彫りを堪能できる「東海道五十三次之内 宮・景清」は必見です!
色の美しさ、技術の高さを存分にお楽しみください。

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