徳川家康公顕彰四百年記念事業
広重となぞなぞ浮世絵
-名所絵で見る判じ絵の世界-

会期:2015年6月2日(火)- 8月9日(日)

Part 1:6月2日(火)- 7月5日(日)

Part 2:7月7日(火)- 8月9日(日)

天下泰平の礎を築いた徳川家康の没後400年を記念し、江戸時代に流行した庶民の娯楽「判じ絵」をご紹介いたします。
目で見るなぞなぞ「判じ絵」。答えとは直接無関係の絵や文字から隠された意味を導き出す、遊び心が詰まった浮世絵です。本展覧会では、名所や食べ物、道具といった様々なテーマを扱った判じ絵を展示いたします。名所を題材とした判じ絵では、その場所を描いた広重の名所絵を答えとしてご紹介し、判じ絵と名所絵を同時にお楽しみいただける当館ならではの展示といたしました。判じ絵が示した場所を広重の作品ではどのような風景だったのかお確かめください。
江戸の人々の遊びとして花咲いた判じ絵に皆さんも挑戦してみませんか。

□主催:静岡市東海道広重美術館[NPO法人ヘキサプロジェクト]

□協力:徳川家康公顕彰四百年記念事業 静岡部会事業実施本部
蛇足庵

広重となぞなぞ浮世絵 -名所絵で見る判じ絵の世界-

展示作品

判じ絵×名所絵

地名を解く(判じる)判じ絵と、その答えとなる風景を描いた名所絵をあわせて展示。江戸の地名や東海道の宿場名に挑戦しながら、答えを文字で示すだけでなく、出題された場所の風景も同時にご覧いただける、今までにない貴重な機会となります。

歌川重宣(二代歌川広重)『江戸名所はんじもの』(部分)蛇足庵蔵

浅草(「あ」のした「さ」の屁が臭い)

Part 1展示作品
歌川重宣(二代歌川広重)『江戸名所はんじもの』(部分)蛇足庵蔵

一鵬斎芳藤『東海道五十三次はんじ物』(部分)蛇足庵蔵

箱根(歯・逆さのねこ<こね>)

Part 2展示作品
一鵬斎芳藤『東海道五十三次はんじ物』(部分)蛇足庵蔵

歌川広重『江戸名所 浅草金龍山』当館蔵

Part 1展示作品
歌川広重『江戸名所 浅草金龍山』当館蔵

歌川広重『冨士三十六景 はこねの湖すい』当館蔵

Part 2展示作品
歌川広重『冨士三十六景 はこねの湖すい』当館蔵

江戸の庶民と知恵比べ

判じ絵には食べ物や身近な道具など、様々なものが問題として登場します。隠された答えを導き出すことはもちろん、問題として描かれた絵のありえない状況の面白さにもご注目いただきながら、江戸の人々との知恵比べをお楽しみください。

判じ絵に挑戦してみましょう!

歌川重宣(二代歌川広重)『勝手道具はんじもの 上』(部分)蛇足庵蔵

水瓶(水が目)

Part 1展示作品
歌川重宣(二代歌川広重)『勝手道具はんじもの 上』(部分)蛇足庵蔵

歌川重宣(二代歌川広重)『勝手道具はんじもの 下』(部分)蛇足庵蔵

茶釜(茶をたてるガマガエル)

Part 2展示作品
歌川重宣(二代歌川広重)『勝手道具はんじもの 下』(部分)蛇足庵蔵

一隣斎芳廉『しん板手あそびづくしはんじもの』(部分)蛇足庵蔵

太鼓(頭が鯛の子ども)

Part 1展示作品
一隣斎芳廉『しん板手あそびづくしはんじもの』(部分)蛇足庵蔵

一英斎芳艶『座しき道具はんじ物』(部分)蛇足庵蔵

こたつ(子が立っている)

Part 2展示作品
一英斎芳艶『座しき道具はんじ物』(部分)蛇足庵蔵

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※ 掲載の展示内容及び出展作品は都合により変更となる場合がございます。

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