令和元年度 第4回企画展
会期：2019年11月26日（火）－2020年2月2日（日）
Part 1：2019年11月26日（火）－12月27日（金）
Part 2：2020年1月5日（日）－2月2日（日）
現在、日本では月日を知る術として明治五年(1872)の改暦以降、太陽暦(新暦)が使用されていますが、それ以前は中国の暦が元となる月の満ち欠けを基準に、1年間の太陽の動きを考慮した太陰太陽暦(旧暦)が使用されていました。本展では江戸時代に使われた太陰太陽暦とともに、浮世絵に描かれた日本の四季折々の姿をご紹介します。
□主催：静岡市東海道広重美術館
（指定管理者：特定非営利活動法人ヘキサプロジェクト）
□協力：蛇足庵
[Part1 展示作品]
歌川広重『名所江戸百景 隅田川水神の森真崎』当館蔵
[Part2 展示作品]
歌川広重『名所江戸百景 水道橋駿河臺』当館蔵
[Part1 展示作品]
歌川広重『名所江戸百景 真間の紅葉手古那の社継はし』
当館蔵
[Part2 展示作品]
歌川広重『名所江戸百景 浅草金龍山』当館蔵
月の満ち欠けが基準となる太陰暦では、一か月が二十九日の小の月と三十日の大の月がありました。この月の大小や約三年に一度の閏月の位置は年によって変わるため、人々は新しい年の暦を見るまで月の大小わかりませんでした。この月の大小の組み合わせを簡易的に覚えるためにつくられたのが本展で紹介する“大小”です。
「天明九年大小」蛇足庵蔵
「太陽暦月大小」蛇足庵蔵
※ 掲載の展示内容及び出展作品は都合により変更となる場合がございます。
