関連イベント
当館学芸員によるギャラリートーク
2024年10月20日(日)
参加無料
令和6年度 第4回企画展
2024年10月8日(火)~2025年1月26日(日)
※各会期で絵画作品は全点展示入替があります。
日本橋から京までの東海道の風景を描いた「東海道五十三次」のシリーズは、今や誰もが知る歌川広重の代名詞ともいえる作品群でしょう。中でも広重初の東海道を描いた天保四年(1833)頃刊行の『東海道五拾三次之内』(保永堂版東海道)は、その作風が評判となり、広重の名を世に知らしめ、後に風景版画を代表する人気浮世絵師としての地位を確立するきっかけとなった代表作といえます。本展では、『東海道五拾三次之内』(保永堂版東海道)をはじめとする東海道シリーズ3作品を各会期でシリーズごとに日本橋から京までの全点を紹介します。静岡市東海道広重美術館が誇るコレクションをぜひお楽しみください。
同時開催
小展示室では、「だけじゃない東海道」展を同時開催します。「東海道五十三次」と言えば広重というイメージでしょう。しかし、「東海道」を題材とした作品は、三代豊国や国芳、広重の跡を継いだ二代目、三代目の広重など、他の絵師が描いた作品も様々。本展では、そんな初代広重“だけじゃない”「東海道」の浮世絵作品を紹介します。