令和6年度 第1回企画展

双筆
~めいしょ広重×にかほ豊国~

2024年4月2日(火)~ 5月26日(日)

Part 1:
4月2日(火)~ 4月29日(月・祝)
Part 2:
5月1日(水)~ 5月26日(日)

※各会期で絵画作品は全点展示入替があります。

嘉永六年(1853)刊の評判記『江戸寿那古細撰記』の浮世絵師番付に「豊国にかほ(似顔) 国芳むしや(武者) 広重めいしよ(名所)」と紹介された幕末の歌川派を代表する三人の絵師。本展ではその内の二人、名所風景を得意とした広重と役者・美人を得意とした三代豊国(国貞)に注目。互いの得意とするジャンルをそれぞれが担当し、一枚の絵に描き分けた「双筆」の作品。Part1では、東海道を題材に広重が宿場風景、三代豊国がその宿場に関連する人物を描いた『雙筆五十三次』を展示。Part2では、江戸の名高い料理屋を題材に広重が料理屋の風物や特徴、三代豊国が役者の似顔絵で人物を描いた『東都高名會席盡』を展示し、それぞれの会期にて紹介します。

双筆 ~めいしょ広重×にかほ豊国~
主催:
静岡市、静岡市東海道広重美術館
(指定管理者:特定非営利活動法人ヘキサプロジェクト)

展示作品

[Part1 展示作品] 雙筆五十三次

歌川広重、三代歌川豊国
『雙筆五十三次 江尻 三保の松 羽衣の松』
当館蔵
歌川広重、三代歌川豊国
『雙筆五十三次 宮 熱田駅 寝覚里 遠景』
当館蔵

[Part2 展示作品] 東都高名會席盡

歌川広重、三代歌川豊国
『東都高名會席盡 海老屋 海老ざこの十』
当館蔵
歌川広重、三代歌川豊国
『東都高名會席盡 まつのすし すしや娘お里』
当館蔵

由比本陣記念館「御幸亭」
開館30周年記念
御幸亭×静岡市東海道広重美術館

浮世絵
スタンプラリー

期間 5/11(土)~5/19(日)

御幸亭、静岡市東海道広重美術館、由比宿交流館内にある5か所のポイントを巡り、1枚の「浮世絵」を完成させるスタンプラリー。
完成した「浮世絵」で素敵な浮世絵商品、由比特産品をプレゼント。

※画像はイメージです
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